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日本代表 4年前

ベテラン日本代表最高額ベストイレブン。34歳以上から市場価値で選出、大阪出身&生年月日が全く一緒の2人とは?

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

DF

長友佑都
【写真:Getty Images】

長友佑都(日本代表/マルセイユ)
生年月日:1986年9月12日(34歳)
市場価値:80万ユーロ(約9600万円)
20/21リーグ戦成績:11試合出場/0得点0アシスト

 昨季後半戦は外国籍枠の関係でリーグ戦の登録メンバーから外れ、公式戦に全く絡めなかった。そしてシーズン終了とともにガラタサライを退団し、一時はフリーに。その後、親日家としても知られるアンドレ・ヴィラス・ボアス監督に請われる形でマルセイユに入団が決まった。

 欧州5大リーグに舞い戻った大ベテランは、レギュラーの座こそつかみ切れていないものの、両サイドバックをこなせるローテーション要員として確かな信頼を勝ち取っている。右サイドに酒井宏樹、左サイドに長友と両サイドバックを日本人が務める試合も多い。まだまだ第一線で走り続けられそうだ。

森脇良太
【写真:Getty Images】

森脇良太(元日本代表/京都サンガF.C.)
生年月日:1986年4月6日(34歳)
市場価値:47万5000ユーロ(約5700万円)
2020リーグ戦成績:17試合出場/0得点0アシスト

 2017年には浦和レッズでACL制覇に大きく貢献したが、その後は出場機会が減っていた。2020年はJ2の京都サンガF.C.に新天地を求め、明るい性格でチームの輪の中心に。数々のゴールパフォーマンスを考案してファン・サポーターを楽しませた。

 DFとして対人戦をやや苦手とする弱点こそあるものの、3バックの右ストッパーや右サイドバックで起用された際は攻撃の起点となるくさびのパスや、味方への的確なサポートで存在感を発揮する。でも、やっぱりピッチ外でのインパクトの方が大きいか。生粋のエンターテイナーは、最近YouTubeを始めようと画策しているらしい。

長谷部誠
【写真:Getty Images】

長谷部誠(元日本代表/アイントラハト・フランクフルト)
生年月日:1984年1月18日(37歳)
市場価値:80万ユーロ(約9600万円)
20/21リーグ戦成績:13試合出場/0得点0アシスト

 今季終了とともに満了を迎える契約を延長せず現役引退か、あるいは契約を延長してもう1年プレーするか、去就に注目が集まっている。引退後はフランクフルトで重要ポストが用意されているとも言われているが、まだまだピッチ上でも存在感を発揮できそう。

 近年はセントラルMFよりもセンターバック起用が増えている。やはり本職のDFに比べて対人能力では劣るが、抜群の統率力やビルドアップの起点となるパス出しなどで重要な役割を担っている。ブンデスリーガ最年長選手ながら、いまだにチームの要だ。

細貝萌
【写真:Getty Images】

細貝萌(元日本代表/バンコク・ユナイテッド)
生年月日:1986年6月10日(34歳)
市場価値:40万ユーロ(約4800万円)
20/21リーグ戦成績:15試合出場/1得点0アシスト

 アウクスブルクやレヴァークーゼン、ヘルタ・ベルリンなどブンデスリーガでの経験が豊富な元日本代表MFは、2019年から活躍の場をタイに移した。最初はブリーラム・ユナイテッドに所属し、現在はレンタルでバンコク・ユナイテッドの一員として戦っている。

 昨年9月に再開したリーグ戦で欠場したのは1試合のみ。バンコク・ユナイテッドでは不動のセントラルMFとして起用されており、充実したシーズンを過ごしている。やはりブンデスリーガ通算102試合出場で積み上げた経験と技術は伊達ではない。

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