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【写真:Getty Images】
山本理仁(東京ヴェルディ)
生年月日:2001年12月12日(19歳)
市場価値:40万ユーロ(約4800万円)
2020リーグ戦成績:35試合出場/1得点1アシスト
東京ヴェルディの下部組織出身で、2019年に高校2年生ながら飛び級でトップチーム昇格を果たした逸材だ。ギャリー・ジョン・ホワイト監督が退任し永井秀樹新監督が誕生してからはプレータイムを伸ばしており、昨季の第13節、松本山雅FC戦では10代ながらゲームキャプテンも務めていた。
キープ力に長けており、キック精度と視野の広さを生かした展開力はすでにJ2屈指のものがあるとみて間違いない。それに加えハードな守備にも定評があり、サイドバックやセンターバックを務めることも可能と、実に万能である。20歳となる今年は更なる活躍に期待したいところだ。
【写真:Getty Images】
福岡慎平(京都サンガF.C.)
生年月日:2000年6月27日(20歳)
市場価値:72万5000ユーロ(約8700万円)
2020リーグ戦成績:36試合出場/1得点0アシスト
2016年のAFC U-16選手権で主将として日本代表をベスト4に導いたMFだ。まだ20歳と若いが非凡なサッカーIQの持ち主であり、本職のボランチからサイドハーフ、サイドバックまで幅広いポジションを担うことが可能で、与えられたタスクを忠実にこなしチームを補助できる点が大きな魅力だ。
2019年に京都サンガF.C.トップチーム昇格を果たし、1年目からいきなりリーグ戦36試合に出場。昨季は過密日程の中ややプレー時間を減らしたものの、同じく36試合出場を果たしていた。新シーズンは若手育成に定評のある曺貴裁監督の指導の下、どのような成長をみせるのか大いに注目だ。
【写真:Getty Images】
斉藤光毅(ロンメルSK/ベルギー)
生年月日:2001年8月10日(19歳)
市場価値:62万5000ユーロ(約7500万円)
2020リーグ戦成績:32試合出場/3得点3アシスト(横浜FC)
2018年に横浜FC史上最速となる16歳11ヶ月11日でデビューを果たしたサッカー小僧。プロ選手として迎えた2019シーズンは切り札としてJ1昇格に貢献し、昨季は得点数こそ伸びなかったがチームの躍進に一役買うなど、厳しい世界で着実に経験値を養っている。彼もまた、将来有望な選手だ。
ボールを持てば恐れることなくドリブルを仕掛けていく姿勢は10代ながら際立つものがある。フィジカル面の向上はこれからといったところだが、味方を生かす判断力は徐々に良くなってきている。シーズンオフには自身初の海外挑戦を決断したが、果たして新天地で評価を高められるか。