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【写真:Getty Images】
ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年2月8日(25歳)
市場価値:8500万ユーロ(約102億円)
20/21リーグ戦成績:10試合出場/2得点6アシスト
昨季のヨシュア・キミッヒは公式戦51試合に出場し、バイエルン・ミュンヘンを7年ぶりの3冠獲得へと導いた。ハンス=ディーター・フリック監督が全幅の信頼を寄せる活躍で、バイエルンの中盤を支えている。
的確なポジショニングや豊富な運動量、正確なキックや対人守備の強さなど、すべてがハイレベル。バイエルンに加わった15/16シーズンはペップ・グアルディオラ監督によってセンターバックに抜擢。その後はサイドバックで不動の地位を築き、昨季からは本職だった中盤の底をメインにプレーしている。
【写真:Getty Images】
セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(セルビア代表/ラツィオ)
生年月日:1995年2月27日(25歳)
市場価値:7000万ユーロ(約86億円)
20/21リーグ戦成績:15試合出場/3得点6アシスト
昨シーズンのラツィオは、セリエA制覇まであと一歩のところまで迫った。その中で、在籍6年目のシーズンを過ごすセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチは、シモーネ・インザーギ監督のチームで絶対的な存在として中盤に君臨している。
191cmの体躯を持つミリンコビッチ=サビッチはデュエルの強さが武器のMF。ボールを運ぶ技術や配球能力にも優れ、ボックス内では空中戦の強さを活かして決定的な仕事ができる。中盤の選手に求められるあらゆるタスクをハイレベルにこなすミリンコビッチ・サビッチを欲するメガクラブも多い。
【写真:Getty Images】
ケヴィン・デ・ブライネ(ベルギー代表/マンチェスター・シティ)
生年月日:1991年6月28日(29歳)
市場価値:1億2000万ユーロ(約144億円)
20/21リーグ戦成績:16試合出場/3得点10アシスト
正確さが極限に達したケヴィン・デ・ブライネのキックは、世界最高レベルにある。在籍6年目のマンチェスター・シティでのアシスト数は74で、昨季はティエリ・アンリ氏に並ぶプレミアリーグ最多の20アシストを記録している。
若いころは内向的な性格と気の短さが指摘されることもあったが、年齢を重ねるとともに成熟していった。クラブと代表ではキャプテンを務めることも多く、誰よりも多く走ってチームを助ける。30歳は目前だが、現役最高の司令塔は成長を続けている。