【写真:Facebookよりスクリーンショット】
ベルギー2部のロンメルSKに加入したFW斉藤光毅が、現地時間20日に入団会見に臨んだ。クラブが公式SNSで会見の様子を伝えている。
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19歳の斉藤は横浜FCからの完全移籍でロンメルに加入。ベルギーに入国後、新型コロナウイルス対策として自主隔離期間を過ごしていたが、21日から新たなチームで練習に合流する予定となっている。
「隔離生活が長い中で、色々と自分なりに考えてトレーニングしていたのでそんなに苦ではなかったですけど、最後の方は外に出たいなという気持ちが強くありました」と斉藤。練習開始に向けては「ずっと楽しみにしていました。やってやろうという気持ちが改めて湧き上がったという感じです」と意気込みを示した。
2018年ロシアワールドカップでは、決勝トーナメント1回戦でベルギー代表と対戦した日本代表が大逆転の末に敗戦。その時の思いを尋ねられると、当時16歳でまだプロデビュー前だったが、自分自身が出場できなかったことへの悔しさを感じたと斉藤は語った。「日本が負けたことはもちろん悔しかったですけど、一番悔しかったのはその場に立てずにテレビで観ていたこと。ピッチに立ってやろうという意味で、新たなステップアップとして海外挑戦を決めました」
攻撃の複数のポジションでプレーすることが可能だが、自身のスタイルとしては「自由に動いてやれるのが一番。今までは2トップの一角、セカンドトップで特に自由にプレーできていたので、そういうイメージが自分の中では強いです」と紹介。ベルギーのサッカーにはフィジカルの強いイメージを持っているとしつつ、「逆に自分の小ささで相手を嫌がらせることをストロングポイントにしたい。自分の強みであるクイックネスやアジリティで強くて大きい相手をいなしていければいいかなと思います」と語った。
ベルギーで目標とすることは、「一番は自分自身の成長」。「日本でやっていた環境と違うところに来て、色々な刺激を受けたり、色々なことが起こると思いますが、それを楽しめる余裕を持って成長していければいいかなと思います」と19歳での欧州挑戦にも不安を抱いていない様子を見せた。
会見の席に置かれた斉藤のユニフォームは背番号「9」。早ければ24日に行われるリーグ再開初戦のRWDモレンビーク戦でこのユニフォームを来てピッチに立つことになるかもしれない。
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