【写真:Getty Images】
驚異的なアシスト能力を最大の武器としてプレミアリーグとサッカー界のトップクラスに上り詰めたケビン・デ・ブルイネだが、もちろんアシストだけが全てではない。その精密極まりないキックは自らネットを揺らすためにも力を発揮する。
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ヨーロッパリーグ(EL)公式ツイッターアカウントでは、デ・ブルイネがヴォルフスブルク所属時に記録したスーパーゴールを紹介している。2014年10月に行われたELグループステージ・リール戦での一撃だ。
左CKからのクロスがクリアされたボールに反応したデ・ブルイネは、エリア手前右側で落ち際に合わせてダイレクトで右足を一閃。ボールは美しい直線を描いてゴール前の密集を切り裂くようにネットに突き刺さった。
当時23歳のデ・ブルイネは、まさに選手として大きな飛躍を遂げようとしていた時だった。ブレーメンで活躍を見せながらもチェルシーで失意を味わい、ドイツに戻ってヴォルフスブルクに加入。だがこの2014/15シーズンにはブンデスリーガ新記録となる21アシストを叩き出してヴォルフスブルクを2位に導き、ドイツ年間最優秀選手にも輝いた。
マンチェスター・シティの一員として再びプレミアリーグの舞台に立つと、そこからはもう止まらず。イングランドでも歴代最多タイのアシスト数を記録して年間最優秀選手を受賞するなど、名実ともに同世代最高の選手の一人としての評価を確固たるものとした。