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世界最高額のDFは誰だ? サッカー選手DF市場価値ランキング6~10位。激烈プレーの南米産CBとは?【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

9位:今季がバイエルンでのラストプレー?

ダビド・アラバ
【写真:Getty Images】

DF:ダビド・アラバ(オーストリア代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1992年6月24日(28歳)
市場価値:6500万ユーロ(約78億円)
今季リーグ戦成績:14試合出場/1得点0アシスト

 オーストリア史上最高の選手と評価されているのはマティアス・シンデラーだが、バイエルン・ミュンヘン所属のレフティーも特別な輝きを放っている。ドリブルでの運びにリズムを生むパス、俊足や判断力の良さを活かした守備対応が冴え渡るなど、恐ろしいほど一人で何でもできてしまう。

 本職はサイドバックだが、センターバックやボランチを務められる点も魅力。昨季はアルフォンソ・デイビスが台頭したことでSBではなくCB起用がメインとなったが、大きなエラーを起こすことなく完璧にこなし、バイエルンのチャンピオンズリーグ(CL)制覇の原動力となっていた。

 そんなレフティーとバイエルンの契約は今年6月まで。クラブ側は延長オファーを出していたようだが、選手側がサインに応じることはなく、昨年10月末で交渉の打ち切りが決定していた。現時点で新たな所属先は、レアル・マドリードになる可能性が最も高いとされている。

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