【写真:Getty Images】
レアル・マドリードはMF久保建英に対して絶大な期待を抱き続けており、来季にも復帰させてトップチームに加えることが見込まれるという。スペイン紙『マルカ』が16日付で伝えている。
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久保は2019年夏にマドリーに加入し、昨季はマジョルカにレンタルされて高評価を受けた。今季はさらなる成長に向けてビジャレアルに加入したが、安定した出場機会は得られず、1月にはヘタフェにレンタル先を変更することになった。
冬の移籍市場でのレンタル先変更を迅速に完了させたことも、マドリーが久保に対して抱いている大きな期待の現れだと『マルカ』紙は述べている。11月にアウェイでビジャレアルと対戦した際にはフロレンティーノ・ペレス会長が自ら試合に赴いて久保と接触するなど、マドリーは久保の状況を注視し続けていた。
マドリーは久保を「今後のプロジェクトの礎石になる可能性を持つ選手の一人」だと考えており、ビジャレアルで成長を止めることを望んではいなかったとみられる。久保に対するマドリーの期待度は「無限大」だとも表現されている。
EU外外国人枠を占める選手でなかったとすれば、「今季マドリーに残っていたかもしれない」とも評価。現在はDFエデル・ミリトン、FWロドリゴ・ゴエス、FWヴィニシウス・ジュニオールのブラジル人選手3人が外国人枠を占めているが、来季はその中の誰かがマドリーを離れて久保をメンバーに入れる可能性が高いとも予想されている。
3人の中では特にミリトンに移籍の可能性があるとスペイン紙は予想。その上で、久保の移籍を通して関係を深めたビジャレアルから代役としてスペイン代表DFパウ・トーレスを補強することもあり得るとの見通しが示されている。
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