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エバートン復帰後のルーニー、自陣からの超ロング弾。自ら「完璧」と振り返った逸品

text by 編集部 photo by Getty Images

ウェイン・ルーニー
【写真:Getty Images】

 チャンピオンシップ(イングランド2部)のダービー・カウンティで監督業に専念するため、現役生活からの引退を表明したウェイン・ルーニー。イングランド史上最高のサッカー選手の一人として語り継がれる存在であることは間違いない。

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 イングランド代表でもマンチェスター・ユナイテッドでも、伝説的存在のボビー・チャールトン氏が40年以上にわたって保持していた最多得点記録を更新。キャリア通算で360ゴール以上を記録しており、マンチェスター・シティ戦でのオーバーヘッド弾なども含めて記憶に残るスーパーゴールも数多く残した。

 ユナイテッドから古巣であるエバートンに復帰した2017/18シーズンのウェスト・ハム戦でも、当時32歳のルーニーは健在ぶりを見せつけた。この試合では移籍後初のハットトリックを達成したが、その3点目は自陣内からの鮮やかな超ロングシュートだった。

 ウェスト・ハムのGKジョー・ハートはエバートンの前線に送られたボールをペナルティーエリア外まで飛び出してのスライディングでクリア。だがルーニーはハーフウェインライン手前まで転がってきたボールに対して迷わず右足を振り抜くと、このタイプのゴールに多い山なりのボールではなく守備陣の頭上すれすれを越えるような低く速い弾道でゴールを射抜いた。

 ルーニーはユナイテッド時代にも、後に移籍した米国のDCユナイテッドでもハーフウェイ付近からの超ロングゴールを記録している。だがこのエバートンでの一撃については「たぶん一番綺麗にヒットできたと思う。完璧だった」と振り返っている。

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