【写真:Getty Images】
2018年に徳島ヴォルティスでもプレーしたスペイン人FWダビド・バラルがスペイン3部のクラブと契約を交わし、その支払いが“暗号通貨”により行われるという形での初のケースとなった。スペイン『コペ』などが伝えている。
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昨季までセグンダ・ディビシオン(スペイン2部)のラシン・サンタンデールに所属していたバラルは、セグンダB(3部)のDUXインテルナシオナル・デ・マドリードに加入することが15日に決定。クラブの新スポンサーであるクリプタン社の協力により、その移籍に伴う支払いは史上初めて暗号通貨により行われるとされている。
DUXインテルナシオナル・デ・マドリードは2002年に設立された新興クラブ。レアル・マドリードのベルギー代表GKティボー・クルトワやベティスのFWボルハ・イグレシアスらが出資するEスポーツチーム「DUXゲーミング」が昨年6月に共同オーナーとなり、その名をクラブ名に冠している。
バラルと同クラブとの契約は今季終了までの半年に加えて1年間の延長オプションがつく。「このプロジェクトに加わることができて嬉しい。意欲と野心と責任を持って戦い続け、自分のキャリアの中で大きな挑戦を成し遂げたい」とバラルはコメントしている。
現在37歳のバラルはレアル・マドリードの下部組織出身で、スポルティング・ヒホンやレバンテ、グラナダ、カディスなどでもプレー。2018シーズンの後半戦に所属した徳島ではJ2で16試合に出場し、モンテディオ山形戦での1試合4得点も含めて計9ゴールを挙げた。
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