【写真:Getty Images】
ブラジル1部のサントスに所属するMFジエゴ・ピトゥーカは、J1の鹿島アントラーズへ移籍することが合意に達したとサントスのアンドレス・ルエダ会長が認めた。ブラジル『グローボエスポルチ』などが伝えている。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
サントスの不動のレギュラーとしてプレーする28歳のピトゥーカは、鹿島への移籍に向けた交渉が行われていることが11月頃から報じられていた。ルエダ会長は現地時間15日の会見で、その交渉が完了したことを明かしている。
「日本のクラブからピトゥーカへのオファーは金銭面で非常に好条件だった。提示された条件で交渉を終えた。保有権の50%を売却する。手放したくはなかったが、彼には人生の中で成長する権利があり、その時が来た」と会長は語った。
サントスは南米のクラブ王者を決める大会であるコパ・リベルタドーレスで決勝まで進んでおり、ピトゥーカも先週行われた準決勝2ndレグのボカ・ジュニオルス戦で先制ゴールを挙げるなど主力として活躍中。ルエダ会長によれば、サントスは鹿島と交渉を行って大会終了までピトゥーカをチームに残すことを認めさせたとのことだ。パルメイラスとのブラジル対決となる決勝は今月30日に開催が予定されている。
ブラジルメディアによれば、鹿島はピトゥーカの保有権50%の獲得に対して160万ドル(約1億6600万円)というオファーを11月に提示したが、その条件はサントスに断られた。その後金額を引き上げたオファーを提示したとされているが、具体的な金額は明らかにされていない。
【了】