【写真:Getty Images】
レアル・マドリードがパリ・サンジェルマン(PSG)に所属する22歳のフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得に失敗した場合、“プランB”としてドルトムントでプレーする16歳のU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココの獲得を計画しているようだ。15日に英メディア『フォー・フォー・トゥ』が報じている。
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同メディアによると、マドリーは今夏の移籍市場でムバッペを獲得したいと考えているという。しかし、PSGの主力選手であることを考えると、交渉が難航する可能性がある。また、獲得するには1億5000万ユーロから2億ユーロの移籍金が必要になるため、新型コロナウイルスの影響で資金面でも苦慮するかもしれない。
そこで、ムバッペの獲得失敗に備えて、ムココにも注目しているようだ。数年以内に世界最高のストライカーに成長すると期待されており、市場価値が高騰する前に獲得に乗り出すことも考えている。
ムココは2020年11月21日に行われたヘルタ・ベルリン戦で起用され、16歳1日でブンデスリーガ最年少出場記録を更新。さらに、12月8日のゼニト戦でチャンピオンズリーグの最年少出場記録も塗り替え、12月18日にはウニオン・ベルリン戦でブンデスリーガ最年少得点記録を樹立した。
16歳ながら、トップチームでプレーする時間は増えている。しかし、問題は給与面。ムココの契約は2022年6月に終了するため、ドルトムントは昇給を含んだ契約延長オファーを提示しているが、まだ合意には至っていない。
同メディアは、ムココがより多くお金を受け取りたいと思っていることを理由の一つに挙げているが、その状況でマドリーから魅力的なオファーが届けば、そちらの方に心惹かれることもありえるだろう。
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