【写真:Getty Images】
国際サッカー連盟(FIFA)は15日、今年2月にカタールで開催予定のFIFAクラブ・ワールドカップにオセアニア代表として出場予定だったニュージーランドのオークランド・シティが出場を辞退することを発表した。
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オークランド・シティの出場辞退は新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもの。FIFAでは同クラブやニュージーランドサッカー協会、オセアニアサッカー連盟(OFC)との間で調整を行っていたが、ニュージーランド当局の定めた隔離規定などにより参加が不可能との結論に達した。
オークランド・シティはこれまでクラブW杯に9回出場しており、大会史上最多の出場回数を誇るクラブ。今年度は3年ぶり10回目の出場となるはずだった。全大陸の王者が揃うことなく大会が開催されるのは、2005年にクラブW杯が現在の大会方式になって以来初となる。
昨年12月の開催が予定されていたクラブW杯は新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期され、今年2月1日からの開催予定となった。その2月1日の1回戦ではオークランド・シティが開催国代表のアル・ドゥハイルと対戦する予定だったが、アル・ドゥハイルは不戦勝の形で2回戦へ進むことが決定。大会は2月4日の2回戦から始まることになる。
他大陸からは韓国の蔚山現代(アジア代表)、エジプトのアル・アハリ(アフリカ代表)、メキシコのティグレス(北中米カリブ海代表)、ドイツのバイエルン・ミュンヘン(欧州代表)が大会に出場予定。南米代表はコパ・リベルタドーレス決勝に進んだサントスとパルメイラス(ともにブラジル)の対戦により今月下旬に決定する。
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