2位:何かとお騒がせなブラジルのエース
【写真:Getty Images】
FW:ネイマール(ブラジル代表/パリ・サンジェルマン)
生年月日:1992年2月5日(28歳)
市場価値:1億2800万ユーロ(約154億円)
今季リーグ戦成績:7試合出場/3得点4アシスト
怪我で離脱することは少なくないが、ピッチに立った際の存在感はやはりピカイチ。とくに昨季後半戦は何人ものDFを無力化するなどキレキレで、パリ・サンジェルマン(PSG)がチャンピオンズリーグ(CL)決勝にたどり着くためになくてはならない存在となっていた。
フィジカルは凡庸だが、ブラジル人らしい高度なテクニックを駆使したドリブルの鋭さは今なおワールドクラスで、ラスト30mにおけるクオリティーも抜群。まさに一度波に乗ったら止められない存在で、それこそがブラジルの至宝の最も恐ろしいポイントと言えるだろう。
しかし、悪い意味で注目を集めてしまうのもこの男の特徴。今季の第3節マルセイユ戦では相手選手を殴り退場、人種差別に関わる発言を行った疑惑がかけられるなど大暴れ。このように、28歳となったがプレー以外の部分で成熟しきっていないと批判を浴びることは多い。
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