【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルトに所属する日本代表MF中島翔哉は、UAEのアル・アインへの移籍が決定間近となっているようだ。ポルトガル紙『オ・ジョーゴ』が12日付で伝えた。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
新型コロナウイルスの影響による昨季の中断期間中にチームから離れた時期を過ごしたあと、今季に入って復帰を果たしたが出場機会は限られていた中島。今月に入り、冬の移籍市場でのアル・アインへの移籍の可能性が報じられていた。
ポルトガル紙によれば移籍に向けた交渉は最終段階に入っており、まもなく合意に達することが見込まれるという。すでに中島はポルトの練習には参加しておらず、合意が完了次第UAEへ向かうため待機しているとのことだ。
アル・アインへの移籍は買取オプション付きレンタルの形になる見通し。レンタル終了後に完全移籍する場合の移籍金は4000万ユーロ(約50億7000万円)に設定されるとみられている。
アル・アインがこのオプションの満額を支払って中島を正式に獲得することは難しいとポルトガル紙は予想。だがポルトとしては、中島がUAEでプレー機会を取り戻すことで再び評価を高め、少なくとも2019年の獲得時に支払った移籍金を回収できることを望んでいるようだ。ポルトはカタールのアル・ドゥハイルに1200万ユーロ(約15億2000万円)を支払って中島の保有権の50%を買い取る形で契約していた。
【了】