【写真:Getty Images】
ブレーメンのフロリアン・コーフェルト監督は、先週末の試合でベンチ入りメンバー外としたFW大迫勇也を擁護するとともに、今後の復調を期待する様子を見せた。独紙『ビルト』などが同監督のコメントを伝えている。
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低調なパフォーマンスが続いて批判の対象となっていた大迫は、9日に行われたブンデスリーガ第15節のレバークーゼン戦でベンチにも入らず。現地メディアでは監督からの信頼が失われたとして、冬の移籍市場で日本に復帰するなど移籍の可能性が高まったという見方も伝えられていた。
コーフェルト監督は試合後に、大迫を外したのは本人とも合意の上での決定だと説明。「彼とはたくさん話をした。その結果、頭を休ませることが必要だという結論に達した」と語っている。
また、大迫をメディアなどの批判から一旦遠ざける意図もあるとしている。「先週(ウニオン・ベルリン戦)は批判されてもおかしくなかったし、私も批判したが、彼は非常に厳しく批判されることが多すぎると思う。全員が良くないプレーをしているが、ユウヤに批判が集まっている。いつも全てを押し付けるのはアンフェアであり、私は彼を守りたいと思っている」
一旦メンバーから外れることで心身をリフレッシュさせ、復帰を果たすことを指揮官は期待。「見捨てることは決してない。練習で自信を取り戻して、どこかの時点でまたメンバー入りの候補になれるだろう。1週間後か、2週間後か、3週間後かもしれない」と見通しを示した。
監督は擁護しているが、退団の可能性があるという見方も消えてはいない。『ビルト』は大迫の現状について「どん底に沈んだ」と述べ、「全員にとって有意義となる冬の移籍が実行されるかどうかはまだ全く分からない」としている。
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