【写真:Getty Images】
スペインでは強烈な寒波とそれに伴う積雪など悪天候の影響により、今週末の試合の開催に大きな影響が出てきている。ラ・リーガ1部ではアトレティコ・マドリード対アスレティック・ビルバオ戦の延期が決定された。
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リーガ首位に立つアトレティコは現地時間9日の試合でビルバオをホームに迎える予定だったが、本拠地ワンダ・メトロポリターノのピッチ上は厚い雪に覆われた状況となり、マドリードのバラハス空港も航空便の運行を停止。ビルバオがマドリードへ移動することが不可能となり、当日朝に試合の延期が決定された。代替開催日は今後決定次第発表される。
9日にアウェイでオサスナとの試合を予定している2位レアル・マドリードも、前日の移動時に選手たちが長時間飛行機に閉じ込められるなど困難に直面したと報じられている。試合自体は現時点では予定通りの開催が見込まれるとのことだ。
同じくマドリード近郊のクラブであるヘタフェも、10日に行われるエルチェとのアウェイゲームに向けて影響を受けることになりそうだ。現在は飛行機でも鉄道でもマドリードへの出入りが不可能な状況であり、ヘタフェは明日の試合当日朝になってからエルチェへ移動する見通しだという。
だが試合が開催されるとしても、8日に加入が発表されたMF久保建英のデビューには影響があるかもしれない。ヘタフェは9日朝に公式SNSで、雪に埋もれた本拠地の写真とともに、この日の練習開始を延期することを発表。このまま練習が行われなければ、久保にとってはエルチェ戦の前にチームの練習に参加する唯一の機会が失われることになる。
セグンダ・ディビシオン(2部)でもミランデス対ラージョ・バジェカーノ、アルコルコン対アルバセテの2試合が9日から翌10日へ延期された。MF柴崎岳の所属するレガネスも、9日の練習を開始できず様子を見ることを発表している。
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