【写真:Getty Images】
イングランド・FAカップ3回戦のリバプール対アストン・ヴィラ戦が現地時間8日に行われ、リバプールが4-1で勝利を収めた。リバプールの南野拓実は先発で出場して1アシストを記録したが、現地英国メディアからは厳しい評価を受けている。
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新型コロナウイルスの陽性者が多く出たアストン・ヴィラはトップチームの選手を起用できず、U-23以下の若手のみでメンバーを構成。先発した南野は決勝点となったMFジョルジニオ・ワイナルドゥムのゴールを60分にアシストし、その直後に交代でベンチに下がった。
南野は12月19日に行われたクリスタル・パレス戦で待望のプレミアリーグ初ゴールを記録したが、その後は年末年始にかけて3試合連続不出場。チームはその3試合で1得点しか挙げられず2分け1敗と苦戦しており、ユルゲン・クロップ監督もアストン・ヴィラ戦に向けた会見の中で、南野をもっと起用すべきだったと認めるような発言をしていた。
だが英紙『ミラー』は南野が公式戦4試合ぶりの起用に応えることはできなかったと厳しく評価。「ヴィラの若いメンバー相手に絶好のチャンスを与えられたがミナミノはうまくやれなかった。試合を通して苦戦し、勝負がまだ分からない2-1の状況で交代させられた」と述べている。
この試合は南野にとって「クロップが間違っていたことを示し、監督の構想に食い込んでいく黄金の機会だった」と同紙は続ける。だが「ミナミノのパフォーマンスは彼の出場時間を制限することが正しかったことを示したようだ」と結論づけている。
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