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<速報>山梨学院が11年ぶり決勝進出!2点差追いつかれるもPK戦で帝京長岡下す【全国高校サッカー選手権】

text by 編集部


全国高校サッカー選手権トーナメント表

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【山梨学院 2-2(PK3-1) 帝京長岡 全国高校サッカー選手権準決勝】

 第99回全国高校サッカー選手権準決勝の山梨学院対帝京長岡戦が9日に行われ、2-2の同点からPK戦3-1で山梨学院が決勝進出を果たした。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、急きょ無観客での開催が決定された選手権準決勝。山梨県代表の山梨学院と新潟県代表の帝京長岡が決勝進出をかけて埼玉スタジアムで激突した。

 試合開始直後、先制ゴールはキックオフからわずか21秒で生まれる。山梨学院のFW野田武瑠が敵陣内中央付近から放った強烈ミドルがポストを叩き、跳ね返ったボールをFW久保壮輝がシュート。これもGKに阻まれたが、ゴール前に飛び出した2年生MF石川隼大が押し込むことに成功した。

 そのまま前半を1点リードで折り返した山梨学院は後半立ち上がりの50分にも追加点。右コーナー付近でのスローインからライナー性のロングスローがゴール前に入り、DF一瀬大寿が強烈なヘディング弾を叩き込んで2-0とした。

 だが帝京長岡もここから反撃を開始。59分にはディフェンスライン裏への浮き球に走り込んだMF川上航立が右足ダイレクトで力強く叩き込んで1点を返す。

 さらに78分、相手エリア内で横パスを収めた1年生MF廣井蘭人が背後からのファウルを受けてPKを獲得する。川上がゴール中央へのふわりとしたシュートを蹴り込む強心臓ぶりを見せつけ試合を振り出しに戻した。

 終盤には両チームともに決定機を生み出したが、GKの好守などでスコアは動かず勝負はPK戦へ。両GKが2本ずつをストップする好プレーを見せたが、山梨学院が3-1の勝利を収め、優勝を飾った第88大会以来11年ぶりの決勝へ駒を進めた。
【得点者】
1分 1-0 石川隼大(山梨学院)
50分 2-0 一瀬大寿(山梨学院)
59分 2-1 川上航立(帝京長岡)
78分 2-2 川上航立(帝京長岡)

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【了】

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