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世界最高額は誰だ? サッカー選手市場価値ランキング16~20位。韓国代表FWはスペシャルな存在、ドイツで進化する有望株たち【2021最新版】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

17位:世界最高の万能型MF

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【写真:Getty Images】

MF:ヨシュア・キミッヒ(ドイツ代表/バイエルン・ミュンヘン)
生年月日:1995年2月8日(25歳)
市場価値:8500万ユーロ(約102億円)
今季リーグ戦成績:8試合出場/2得点6アシスト

 ヨシュア・キミッヒは「フィリップ・ラームの後継者」と称される25歳だ。とにかく運動量が豊富で広範囲においてプレーに関与でき、非凡なパススキルに対人守備の強さ、そして傑出したインテリジェンスを武器に攻守両面で効果的な仕事を果たす。今や世界ナンバーワンの万能型MFと言ってもいいのかもしれない。

 バイエルン・ミュンヘンでは近年、右サイドバックとしてのプレーが基本だったが、昨季はバンジャマン・パバールが加入したことで再び中盤の底で起用されるように。同ポジションでもさすがの存在感を発揮し、ブンデスリーガやチャンピオンズリーグ(CL)制覇に大きく貢献している。

 評価は上昇の一途をたどり、現在はキャリア最高となる8500万ユーロ(約102億円)という市場価値がつけられている。11月のデア・クラシカー(ドルトムント戦)で右膝の半月板を負傷したが、1か月半の離脱を経て12月に復帰を果たした。キミッヒ不在の間にバイエルンは2勝3分と苦しんでいたが、キミッヒの復帰後にチームは再び軌道に乗せている。

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