【写真:Getty Images】
アーセナルがチャンピオンシップ(イングランド2部)のノリッジ・シティFCに所属する24歳のアルゼンチン人MFエミリアーノ・ブエンディアの獲得を検討しているようだ。4日に英紙『フットボールロンドン』が報じている。
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同紙によると、アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督は中盤に流動性と創造性を提供できる選手としてブエンディアに注目しており、獲得を考えているとのこと。ノリッジは少なくとも移籍金4000万ポンド(約56億円)を求めているが、アーセナルはジョー・ウィロックやリース・ネルソンを渡す事で移籍金の引き下げが出来ると考えているようだ。
ブエンディアはヘタフェの下部組織で育ち、2015年にトップチームへ昇格。2017/18シーズンはクルトゥラル・レオネサへの期限付き移籍を経験し、2018年7月にノリッジへ完全移籍した。今季は公式戦19試合に出場し7得点7アシストを記録している。
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≪書籍概要≫
なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。
“新アーセナル様式”の今後を追う。
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【了】