【写真:Getty Images】
J2のFC町田ゼルビアは5日、清水エスパルスを契約満了により退団していた元北朝鮮代表FW鄭大世を獲得したことを発表した。クラブ公式サイトで伝えられている。
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鄭大世はクラブ公式サイトを通じて「家族との相談の上、引退を決意しました。成田空港へ向かう車に揺られながら、代理人に報告しなければいけないのに、名残惜しくて通話ボタンを押せずにいる時、ちょうど電話が鳴りました。そこでオファーを知り、家族の快諾のもと受けさせていただきました」と一度は現役引退を考えていたことを明かしている。
また、鄭大世は「FC町田ゼルビアに関わる全ての皆さん。老いた選手ではありますが力の限りを絞り出し、みんなで一花咲かすことに手を貸したいです。不束者ですがよろしくお願いします。最後に、オファーを断らせていただいた各クラブの方々にこの場を借りてお詫び申し上げます。こんな自分にオファーをしてくれてありがとうございました」と町田のサポーターにも挨拶した。
現在36歳の鄭大世は2015年に韓国の水原三星ブルーウィングスから清水に移籍。昨年8月にはアルビレックス新潟に期限付き移籍となった。昨季J1では2試合に出場、J2では26試合出場9得点を記録。昨年12月23日に清水退団が発表されていた。
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