大卒1年目で日本代表選出
【写真:Getty Images】
DF:荒木隼人(サンフレッチェ広島)
生年月日:1996年8月7日(24歳)
2020リーグ戦成績:33試合出場/1得点
サンフレッチェ広島ユース出身の荒木隼人は、関西大学を経て2019年に広島に復帰。AFCチャンピオンズリーグでアピールに成功すると、リーグ戦でも城福浩監督の信頼を掴んだ。11月には国内組のみが参加した日本代表メンバーに選出されるなど、飛躍のルーキーイヤーとなった。
2年目の今季は未曾有の過密日程の中で、欠場したのはわずか1試合のみとフル稼働。DFラインを統率する役割を担い、9月の柏レイソル戦では得点ランキングを独走するオルンガ封じに成功している。186cmの体躯を活かした空中戦の強さや、正確なフィードは武器となっていた。
日本代表のセンターバックに目を移すと、吉田麻也と冨安健洋のコンビが鉄板。植田直通や板倉滉といった欧州で研鑽を積むライバルや、渡辺剛、古賀太陽らJリーグでレギュラーを張る東京五輪世代も多いが、その間に割って入るだけの実力は持っている。
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