【写真:Getty Images】
ビジャレアルに所属する日本代表MF久保建英は、ヘタフェへの移籍が現地時間4日月曜日にも発表されることになると見込まれている。スペイン紙『マルカ』や『アス』が伝えた。
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レアル・マドリードからのレンタルで加入したビジャレアルで十分な出場機会を得ることができていなかった久保の状況は昨年末にかけてさらに厳しいものとなり、リーグ戦3試合連続で不出場。さらに今月2日のレバンテ戦では初のベンチ外となり、ビジャレアルでは完全に構想外であることが明確となった。
出場機会を得たい久保本人とマドリーの意向により、冬の移籍市場で他クラブへ移ることは濃厚となり、特にヘタフェが強く獲得を希望。まもなく移籍決定に至ることが見込まれている。
『マルカ』はスペインラジオ『オンダ・セロ』による報道を引用し、ビジャレアルとヘタフェが久保の移籍に関して3日夜に全面的な合意に達したと伝えている。久保はビジャレアルの4日の練習に参加せずにヘタフェに向かい、同日中に移籍発表が行われる見通しだという。
一方で『アス』は4日付で、クラブ間の交渉は「まだ完了していない」ものの、いずれにしても合意間近であると報道。4日月曜日に発表が行われる見込みという点については一致している。
交渉を完了させる上では金銭面が最後の「小さな障害」になっていると『アス』は伝えている。ヘタフェは久保の半年分の年俸を負担することには合意したが、ビジャレアルがマドリーに支払ったレンタル料250万ユーロ(約3億1500万円)の負担をめぐってまだ交渉中とのこと。『マルカ』では、この点についても一定の目標達成による金額の変動を設定する形で合意に達したと伝えている。
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