ロシアW杯で散々な出来に
【写真:Getty Images】
MF:カルロス・サンチェス(コロンビア代表)
生年月日:1986年3月6日(34歳)
市場価格:70万ユーロ(約8400万円)
最終所属:ウェストハム(イングランド)
昨季リーグ戦成績:6試合出場/0得点0アシスト
コロンビア出身MFは2007年にヴァランシエンヌと5年契約を結び欧州初上陸。同クラブでは1年目からレギュラーに定着し、最終的に公式戦190試合に出場している。その後はエルチェ、アストン・ヴィラ、フィオレンティーナ、エスパニョールなど各国クラブで主力としてプレーしていた。
しかし、2018年に悪い意味で話題を集めてしまった。コロンビア代表としてロシアワールドカップに出場したが、初戦の日本代表戦でPKを献上し一発退場。さらにラウンド16のイングランド代表戦でもPKを与えるなど散々な出来に。殺害予告が出るなど“戦犯”として脅迫も受けていた。
そうした苦しみは2018/19シーズンより加入したウェストハムでも続く。膝の怪我によって1年目をほぼ棒に振っており、2年目も公式戦出場はわずか10試合に留まっていた。そして、昨年6月30日の契約満了に伴いウェストハムを退団。現在はフリーとなっている。
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