【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドのウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニは、SNSで投稿したメッセージに人種差別的な単語が含まれていたとして問題視された一件で3試合の出場停止処分を言い渡された。クラブが12月31日付で報告している。
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カバーニは昨年11月29日に行われたプレミアリーグ第10節のサウサンプトン戦で交代出場から2得点1アシストを記録して逆転勝利に大きく貢献。だが試合後にインスタグラムに投稿したメッセージに、黒人に対して人種差別的と取れる言葉が含まれていたとして騒動に発展した。
カバーニとクラブは人種差別的な意図が込められていたことを否定したが、イングランドサッカー協会(FA)はこの投稿が同協会の規定に違反するとして処分の検討を行っていた。その処分は3試合の出場停止および罰金10万ポンド(約1400万円)となることが決まった。
ユナイテッドは処分の決定を受け、改めてカバーニの差別的意図を否定。「エディンソン・カバーニは彼の言葉が誤解され得ることを認識していなかったが、心からの謝罪を行った。祝福のメッセージへの返信として愛情を込めた感謝のメッセージを送っただけだと彼は強く信じているが、サッカーにおける人種差別との戦いを尊重し、異議申し立ては行わないことを選んだ」と述べている。
カバーニは今季ユナイテッドに加入し、ここまでプレミアリーグで9試合出場3得点2アシスト、公式戦合計で14試合出場4得点2アシストを記録していた。3試合の出場停止処分により、プレミアリーグのアストン・ビラ戦、カラバオ・カップのマンチェスター・シティ戦、FAカップのワトフォード戦を欠場することが見込まれる。
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