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手倉森誠氏が8季ぶりにベガルタ仙台の指揮官に就任「天に導かれた」「もう一度舵を取ります」

text by 編集部 photo by Getty Images

手倉森誠
【写真:Getty Images】

 J1リーグのベガルタ仙台が29日、トップチームの新監督に53歳の手倉森誠氏が就任すると発表した。

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 かつて2008年から2013年までベガルタ仙台を率いていた手倉森氏。リオ五輪でU-23日本代表を率いた後、2018年12月にV・ファーレン長崎の指揮官に就任し、2019シーズンは12位で終えるも、天皇杯ではクラブ初の準決勝進出を果たした。2020シーズンはリーグ戦で上位争いを演じるが、J1昇格に後一歩届かず昇格を逃している。そして、18日にVファーレン長崎から手倉森氏の退任が発表されていた。

 手倉森氏はベガルタ仙台の公式サイトを通じて「この度、ベガルタ仙台の監督に再び就任することとなった手倉森誠です。東日本大震災発生から10年目となる来シーズン、チームを率いることは様々な出来事とタイミングが重なったものであり、天に導かれたのだと感じています。今シーズン苦しんだベガルタ仙台を立て直す責任を持ち、常々話していた被災地・東北の希望の光、復興のシンボルになるべく、もう一度、舵を取ります。東北人の底力を見せるために、みなさまの力が必要です。また共に戦ってください」と、語っている。

【了】

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