【写真:Getty Images】
ボローニャ加入2年目の今季もレギュラーとして奮闘を続けている日本代表DF冨安健洋。セリエA公式ツイッターアカウントではその冨安が今季の試合で見せたDFらしからぬテクニックに注目し、動画で紹介している。
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ボローニャは今月13日に行われたセリエA第11節の試合でローマと対戦。結果は強豪相手に1-5の大敗に終わり、インテルに1-3で敗れたこの前節の試合に続いて、チームにとっても冨安個人にとっても厳しい時期となった。
だがこの試合の後半から左ウイングバックにコンバートされた冨安は、タッチライン際で驚異的な技術を発揮する場面もあった。ネウエン・パスからのやや浮かせた縦パスを受けると、左足のファーストタッチでさらにボールを高く蹴り上げてローマのオランダ代表DFリック・カルスドルプの頭上を抜き、そのまま素早く体を入れ替えて抜き去ることに成功。ネイマールなどが得意とする“ソンブレロ”の形となった。
このローマ戦に続く3試合では左右のサイドバックに起用され、アタランタ戦ではストライカーのような前線への飛び出しで今季初ゴールも記録。本職のセンターバックではまだ十分な評価を受けることができていないとはいえ、現時点でリーグ最多のボール奪取数を記録するなど、様々なポジションでマルチな能力を発揮する姿も見せている。