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Jリーグ 4年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(MF編)。攻守に大奮闘、日本代表クラスの“心臓”がズラリ

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

円熟味を増すハードワーカー

山口蛍
【写真:Getty Images】

山口蛍(ヴィッセル神戸)
生年月日:1990年10月6日(30歳)
今季リーグ戦成績:34試合出場/6得点2アシスト

 今季はリーグ戦全試合に出場しながら、一度もイエローカードをもらうことなく完走。Jリーグのフェアプレー個人賞も受賞した。粘り強いマークやハードタックルは健在で、警告を受けずボールを奪う守備はもはや職人芸の域だ。

 インターセプト数でもリーグ最多の23回を記録するなど守備面での功績が際立つだけでなく、今季は攻撃面での貢献度も非常に高かった。リーグ戦6得点はセレッソ大阪時代の2013年に残したキャリアハイに並ぶ記録で、インサイドハーフの位置からゴール前へ飛び出す積極性が光った。

 アンドレス・イニエスタ不在の試合ではキャプテンマークを巻くこともあり、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の舞台でも全7試合に出場。クラブ史上初の準決勝進出に大きく貢献した。30代に突入して円熟味を増すJ屈指のセントラルMFには日本代表復帰を望む声も。

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