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Jリーグ 4年前

J1ポジション別ベストプレーヤー5選(SB編)。王者フロンターレの両翼も…過密日程を乗り越えた猛者たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

最強フロンターレ“陰のMVP”

登里享平
【写真:Getty Images】

登里享平(川崎フロンターレ)
生年月日:1990年11月13日(30歳)
今季リーグ戦成績:29試合出場/0得点5アシスト

 圧倒的な強さでJ1を制した川崎フロンターレで不動の左サイドバックを担った。気の利いたポジショニングや的確なコーチング、攻撃参加などでチームを支え、5アシストを記録。30歳にしてキャリアハイのパフォーマンスと成績を残した。

 特に左サイドで大ブレイクを果たした三笘薫があれだけ輝けたのは、登里のおかげと言っても過言ではない。「いつも自分が駆け引きするだけという状況を、後ろのノボリさん(登里)が作ってくれている」と鮮烈な印象を残した大卒ルーキーは語っていた。

 ベテランと言われる年齢に差し掛かりつつあるなかでも日進月歩の成長を遂げる登里は、Jリーグベストイレブンを初受賞。「陰のMVP」に推す声もあるほどの活躍ぶりだった。中村憲剛や小林悠らと並ぶ古参の1人となり、チームのムードメーカーとしても貴重な役割を果たしている。
【了】

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