Jリーグのレベルを超越した安定感
【写真:Getty Images】
酒井高徳(ヴィッセル神戸)
生年月日:1991年3月14日(29歳)
今季リーグ戦成績:32試合出場/1得点6アシスト
相変わらず安定感抜群だ。日本復帰2シーズン目となった今年は、Jリーガーで初めての新型コロナウイルス感染者となるなど不運もあったが、ピッチに立てばリーグ内で最も継続性の高い選手の1人だった。
公式戦再開後の超過密日程のなかでもほとんど休まず、リーグ戦は32試合に出場。総プレータイムの8割以上をピッチの上で過ごし、主に左サイドバックか左ウィングバックとしてJ1リーグ戦6アシストを記録した。
自身初挑戦となったACLでも6試合に出場し、神戸のクラブ史上初となる準決勝進出に大きく貢献。日本代表から引退を表明しているのだけが惜しく、サムライブルーのユニフォームを着てプレーする姿をもっと見たくなる。常に攻守において欧州基準のハイクオリティなプレーを保証してくれるサイドプレーヤーだ。
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