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Jリーグ 4年前

2020年Jリーグ引退選手5人(3)。クラブの象徴として愛されたDF、ブラジル人レジェンドたちも

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

地元愛溢れるマルチDF

徳永悠平
【写真:Getty Images】

DF:徳永悠平(V・ファーレン長崎)
生年月日:1983年9月25日(37歳)
J1通算成績:396試合出場/5得点
J2通算成績:68試合出場/4得点

 国見高校時代の2000年と2001年に全国高校サッカー選手権連覇を経験し、2002年から早稲田大学に進学。大学在学中からFC東京の特別指定選手としてJリーグの舞台に立ち、2004年にはアテネ五輪にも出場した。そして本格的にプロの世界に入った2006年以降もFC東京で主力として活躍し、2007年12月に初めて日本代表候補に選ばれた。

 2009年に念願の日本代表デビューを飾ると、2012年にはオーバーエイジ選手としてロンドン五輪のベスト4進出に大きく貢献した。左右のサイドバックを遜色なくこなす万能性や、時にはセンターバックでもプレーできるフィジカルの強さも兼ね備え、2006年から2016年まで11年連続でリーグ戦30試合以上に出場するタフさを誇った。

 2015年にJ1リーグ通算300試合出場を達成。そして2018年からはクラブ史上初のJ1参戦を果たしたV・ファーレン長崎へ移籍。地元・長崎県に戻って3年間プレーし、現役引退を表明した。今後も「長崎のために貢献できる仕事をしたい」と地元への強い思いを持っている。日本代表通算9試合出場。

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