【写真:Getty Images】
2020Jリーグアウォーズが22日に行われ、今季Jリーグの各賞受賞者が発表された。ベストイレブンには優勝した川崎フロンターレから9人の選手が選出されている。
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川崎Fが今季のJ1で見せつけた圧倒的な戦いぶりはベストイレブンにも反映。GKチョン・ソンリョン、DFジェジエウ、谷口彰悟、登里享平、山根視来、MF家長昭博、田中碧、三笘薫、守田英正の9人が選出され、同一チームからの受賞人数の史上最多記録を更新した。
2017年と2018年にもJ1優勝を飾り、それぞれ4人と7人がベストイレブンを受賞した川崎Fだが、今年受賞した9人のうち過去に受賞経験があるのはチョン・ソンリョン、谷口、家長(いずれも2018年)の3人のみ。他の6人は初受賞であり、新陳代謝や若返りを実現しながらチーム力を維持し続けていることが示されている。
特に三笘は、過去3シーズンも川崎Fで特別指定選手として登録されたとはいえ、今季から正式に入団した大卒ルーキー。ルーキーとしては史上初の二桁得点・二桁アシスト(13得点12アシスト)を記録して文句無しの受賞となった。
ルーキーイヤーでのベストイレブン受賞はJリーグの28年間の歴史の中でもわずか4人目の快挙。過去には1998年に高卒ルーキーの小野伸二(当時浦和レッズ)、1999年に練習生から入団の中澤佑二氏(当時ヴェルディ川崎)、2014年に大卒ルーキーの武藤嘉紀(当時FC東京)が新人1年目でベストイレブンに選ばれていた。
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