【写真:Getty Images】
リバプールのエースとして活躍を続けているエジプト代表FWモハメド・サラーだが、現状に何らかの不満を抱えているのかもしれない。他クラブへの移籍の可能性についても英メディアなどで話題となっている。
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2017年にリバプール加入して以来ゴールを量産してきたサラーは、今季も公式戦21試合の出場ですでに16得点。プレミアリーグで得点ランキング単独首位に浮上するなど順調にゴールを重ねている。
だがサラーは、今月9日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ最終節のミッティラン戦でユルゲン・クロップ監督の取ったひとつの選択に不満を抱いたようだ。この試合ではイングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドが初のキャプテンを務めたが、サラーはキャプテンを任されなかったことに「正直に言って非常に落胆した」とスペイン紙『アス』の19日付インタビューで語っていた。
サラーは「それも監督の決断なので受け入れる」と続け、バルセロナやレアル・マドリードなどへの移籍の可能性についての質問には「未来は分からないが今はリバプールに集中している」と返答。だが一方で、エジプト代表の元チームメートでもある同国レジェンドFWのモハメド・アブトレイカ氏は、サラーが抱える不満は小さなものではないと主張している。
「サラーがリバプールで満足していないことは知っている。彼から不満の理由は聞いたが、ここで私が公にすることはできない。サラーが怒っている理由のひとつはミッティラン戦でキャプテンを任されなかったことだ」とアブトレイカ氏が『beINスポーツ』に語ったとして複数の英メディアが引用している。
「私としては、リバプールは金銭的目的のためサラーを売却することを考えていると思う」ともアブトレイカ氏は続けた。「サラーがレアル・マドリードやバルセロナの選手だったして、同じように活躍していればバロンドールを獲得できていただろう」とも語っている。
【了】