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徳島ヴォルティスがJ2初優勝。アビスパ福岡が直接対決勝利も得失点差で及ばず

text by 編集部

徳島ヴォルティス
徳島ヴォルティス

【アビスパ福岡 1-0 徳島ヴォルティス J2第42節】

 明治安田生命J2リーグ第42節のアビスパ福岡対徳島ヴォルティス戦が20日に行われ、ホームの福岡が1-0で勝利を収めた。この結果、徳島が今季のJ2優勝を決めている。

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 徳島と福岡は、V・ファーレン長崎を含めた三つ巴となっていた来季J1昇格争いを制して前節の時点で2位以内を確定。ともに昇格を決めた上で、最終節の直接対決で優勝を争うことになった。

 1試合を残した時点で首位の徳島は福岡に勝ち点3ポイントの差をつけ、得失点差でも大きくリード。福岡が優勝を飾るためには7点差以上の勝利が必要という厳しい条件となっていた。

 奇跡の逆転優勝を狙う福岡は前半16分にまず1点目を奪うことに成功。エリア内で福満隆貴からの横パスを受けた石津大介が右足ダイレクトでゴール右隅へのシュートを流し込んだ。

 その後も何度か追加点のチャンスは作り出した福岡だが、前半は1点のみ。後半も61分に重廣卓也のシュートが惜しくもクロスバーを叩いたほか、GK上福元直人の好守にも阻まれてリードを広げることはできない。

 そのままスコアは動くことなくタイムアップを迎え、福岡が1-0で勝利。両チームが勝ち点84で並んだが、得失点差で上回る徳島がJ2初優勝を飾った。

【得点者】
16分 1-0 石津大介(福岡)

【了】

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