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アーセナル指揮官、「運がなかった」と7戦勝利なしに落胆。エジル起用を推す声も

text by 編集部 photo by Getty Images

ミケル・アルテタ
【写真:Getty Images】

 アーセナルは現地時間19日に行われたプレミアリーグ第14節でエバートンと対戦し、敵地で1-2と敗れた。ミケル・アルテタ監督が試合後、英『スカイ・スポーツ』でコメントを残している。

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 下位に低迷するアーセナルは、エバートンに敗れて7試合勝利なし。順位は暫定で15位と苦しんでいる。

 アルテタ監督は試合後、「相手の多くのチャンスを与えなかったが、2つの大事な瞬間でやられてしまった。良い反応を見せて試合を支配し、十分な数のチャンスをつくった。バーに嫌われた場面もあり、運がなかった」と内容自体はそこまで悪くなかったと振り返った。

 しかし、当然課題もある。アーセナル指揮官は「守りを固める相手との試合は本当に難しい。先制点を相手に決められてしまうことで、自分たちを難しくしてしまっている。おそらく15本のシュートを打ったが、枠内は2本だけだった。もっとその率を上げていかないといけない」とも語っている。

 一方で『スカイ・スポーツ』の解説者であるジェイミー・レドナップ氏は、MFメスト・エジルをチームに戻すべきだと主張した。

「負けていようとも、チャンスをつくっているのであれば、彼を連れてくる必要はない。ただ、ホームでのバーンリー戦は、オーバメヤンにパスを出す選手が必要だった」

 リーグ戦14試合を消化して勝ち点14というのは、アーセナルにとって1974/75シーズン以降で最低の数字。得点力が不足しているアーセナルは、早く浮上のきっかけを見つけたいところだ。

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だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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