【写真:Getty Images】
J1の東京ヴェルディは19日、同クラブに所属する元日本代表DF近藤直也が2020シーズン限りで現役を引退することを発表した。
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近藤は今季J2で16試合に出場して1得点。20日にホームで開催される今季最終節の水戸ホーリーホック戦終了後に、本人挨拶および花束贈呈の引退セレモニーを実施するとのことだ。
近藤はクラブを通してコメントを述べ、東京Vのほか過去に所属した柏レイソルやジェフ千葉にも感謝の思いを表した。東京VではJ1昇格の目標を達成できず「サポーターの皆さんには落胆と悲しみをあたえてしまい本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」としながらも、「このクラブで引退をすることができ本当に幸せに感じています。そして来季こそJ1昇格という目標を達成できることを心から願っています」と続けた。
現在37歳の近藤は柏ユースから2002年にトップチームに昇格。柏ではキャリアの中で最も長い14年間を過ごし、2度のJ1昇格やJ1初優勝、天皇杯優勝などに主力選手として貢献した。柏がJ1復帰1年目で優勝を飾った2011シーズンにはベストイレブンにも選出されている。
2016年には千葉へ移籍し、J2でレギュラーとして活躍。2017シーズンにはキャプテンに就任し、J1参入プレーオフ出場が懸かる最終節で劇的決勝ゴールを挙げたことは「今でも鳥肌が立ちます。最高の思い出の一つです」と振り返っている。2019年に東京Vに加入し、昨季は28試合に出場していた。
日本代表としては、U-20日本代表で2003年FIFAワールドユース、U-23日本代表でアテネ五輪最終予選などに出場。2012年にはA代表に選出され、キリンチャレンジカップのアイスランド戦に出場した。
【了】