名古屋グランパス
明治安田生命J1リーグの最終節となる第34節の試合が19日に各地で開催された。
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すでに川崎フロンターレの優勝とガンバ大阪の2位が決定し、J2への降格がない今季のJ1。来季AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権の懸かる3位の争いが最終節の最大の注目点となった。
勝利すれば自力で3位を確保できる名古屋グランパスはホームでサンフレッチェ広島と対戦。前半はスコアが動かず、0-0のまま折り返した。
4位のセレッソ大阪と5位の鹿島アントラーズは最終節の試合で直接対決。前半には清武弘嗣のミドルシュートがわずかに枠を外れる場面や、エヴェラウドのシュートが右ポストを叩く決定機などもあったが、こちらも前半を両チーム無得点で終えた。
両試合ともにゴールが生まれないまま終盤を迎えたが、ついに試合を動かしたのはC大阪。83分、鹿島守備陣に跳ね返されたボールを拾った松田陸がエリア手前右側から回転をかけたゴール左上隅への絶妙なミドルでゴールネットを揺らす。
この時点でC大阪が3位争いの優位に立ったが、直後にもうひとつの会場でもゴールが生まれる。86分、山崎凌吾がポストプレーで落としたボールを交代出場の前田直輝が強烈なシュートでゴール左に突き刺した。
鹿島は90分にエヴェラウドのゴールで同点。後半アディショナルタイム終了間際にもポストを叩くなど逆転に向けて猛攻を仕掛けたが及ばず、1-1のドローに終わった。
1-0の勝利を収めた名古屋が3位を確保して9年ぶりのACL出場権を獲得。4位となったC大阪は、天皇杯でJ1の川崎FまたはG大阪が優勝すれば繰り上げでACL出場権を獲得することができる。
【了】