【写真:田中伸弥】
明治安田生命J1リーグの最終節となる第34節の試合が19日に各地で行われた。今季J1得点王には柏レイソルのケニア代表FWオルンガが輝いた。
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1試合を残した時点で27得点を挙げ、得点ランキング2位に位置する鹿島アントラーズのFWエヴェラウドに10点差をつけていたオルンガ。よほどのことがない限り得点王のタイトルを手にすることを確実としていた。
王者川崎フロンターレをホームに迎えた最終節でもオルンガは1得点を追加。前半14分、前線への浮き球を受けてDFとの競り合いを制し抜け出すと、GKもかわして無人のゴールへの先制点を流し込んだ。
最終的にオルンガは今季32試合に出場して28得点を記録。2005年にガンバ大阪のアラウージョが33得点を記録して以来、過去15年間のJ1で最多となる得点数を叩き出した。
アフリカ出身選手のJ1得点王は1997年のエムボマ(G大阪)、2016年のピーター・ウタカ(サンフレッチェ広島)に続いて3人目。エムボマの25得点を上回り、アフリカ人選手のJ1年間最多得点を更新している。
柏の選手がリーグ得点王に輝くのはJ1、J2を通して初めて。1997年にエジウソンが記録していた23得点も上回り、J1年間最多得点のクラブ記録も更新した。
【了】