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カバーニの不適切投稿をFAが人種差別と判断。最大6試合の出場停止処分か?

text by 編集部 photo by Getty Images

エディンソン・カバーニ
【写真:Getty Images】

 フットボール・アソシエーション(FA)が17日、マンチェスター・ユナイテッドに所属する33歳のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニの行為がFAルールE3違反に該当すると発表した。

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 事の発端は、カバーニが2得点1アシストの大活躍を見せたサウサンプトン戦の試合後、同選手のインスタグラムにファンから「これだから大好き、マタドール(カバーニの愛称)!」のメッセージが寄せられたのに対し「ありがとう、ネグリート」と返信したことにある。

 直訳すれば「黒人の子」などの意味となるスペイン語の「ネグリート」は人種差別的であるという指摘を受け、カバーニはまもなく投稿を削除したが、違反行為に当たる可能性があるとしてFAが調査を開始していた。

 そして今回、FAは「インスタグラムに投稿されたコメントは、侮辱的および罵倒的で不適切、それにより試合の評判を落とした」とコメントし、FAルールE3.1に違反したと発表。また、肌の色や人種、民族的起源に言及したコメントが含まれていると判断し、FAルールE3.2に定義されている「加重違反」にも該当すると伝えている。

 カバーニ側は2021年1月4日まで異議申し立てを行うことが出来るが、英紙『ガーディアン』によれば最低3試合、最大で6試合の出場停止処分を下される可能性があるようだ。

【了】

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