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アーセナル&レアルとの争奪戦をライプツィヒが制す! ザルツブルクMFを移籍金25億円で獲得

text by 編集部 photo by Getty Images

ソボスライ・ドミニク
【写真:Getty Images】

 ライプツィヒが17日、オーストリア1部のザルツブルクに所属する20歳のハンガリー代表MFソボスライ・ドミニクを獲得したと発表。

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 クラブの発表によると、契約期間は2025年6月までの4年半になるとのこと。独紙『キッカー』は移籍金について、2000万ユーロ(約25億3000万円)になったと伝えている。アーセナルやレアル・マドリードもドミニクの獲得を狙っていたが、ライプツィヒが争奪戦を制することになった。

 ドミニクはザルツブルクの下部組織で育ち、2018年にトップチームへ昇格。今季はチャンピオンズリーグ(CL)のロコモティフ・モスクワ戦やアトレティコ・マドリード戦でゴールを決めるなど、公式戦21試合で9得点10アシストの活躍を見せている。果たして、ライプツィヒではどのような活躍をするのだろうか。

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なぜ、あえて今アーセナルなのか。
あるアーセナル狂の英国人が「今すぐにでも隣からモウリーニョを呼んで守備を整理しろ」と大真面目に叫ぶほど、クラブは低迷期を迎えているにもかかわらず、である。
そのヒントはそれこそ、今に凝縮されている。
感染症を抑えながら経済を回す。世界は今、そんな無理難題に挑んでいる。
同じくアーセナル、特にアルセーヌ・ベンゲル時代のアーセナルは、一部から「うぶすぎる」と揶揄されながら、内容と結果を執拗に追い求めてきた。
そういった意味ではベンゲルが作り上げたアーセナルと今の世界は大いにリンクする。
ベンゲルが落とし込んだ理想にしどろもどろする今のアーセナルは、大袈裟に言えば社会の鏡のような気がしてならない。
だからこそ今、皮肉でもなんでもなく、ベンゲルの亡霊に苛まれてみるのも悪くない。
そして、アーセナルの未来を託されたミケル・アルテタは、ベンゲルの亡霊より遥かに大きなアーセナル信仰に対峙しなければならない。
ジョゼップ・グアルディオラの薫陶を受けたアーセナルに所縁のあるバスク人は、それこそ世界的信仰を直視するのか、それとも無視するのか。

“新アーセナル様式”の今後を追う。

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【了】

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