目次
●「15位:ピオーリの下で覚醒中」フランク・ケシエ
●「14位:アヤックス不動の守護神」アンドレ・オナナ
●「13位:モロッコの怪物」ハキム・ツィエク
●「12位:リバプールを支える万能MF」ナビ・ケイタ
●「11位:アーセナルで評価が低下」ニコラ・ペペ
15位:ピオーリの下で覚醒中
【写真:Getty Images】
MF:フランク・ケシエ(コートジボワール代表/ミラン)
生年月日:1996年12月19日(23歳)
市場価値:3500万ユーロ(約42億円)
今季リーグ戦成績:12試合出場/4得点3アシスト
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アタランタで印象的なパフォーマンスを披露し注目を集めたコートジボワール人MFは、2017年にミランへやって来た。しかし、新天地では1年目から主力の座こそ奪ったものの、大きなインパクトを残せないシーズンが続き、放出候補にも挙げられるなど、チームと共に苦しい時期を過ごしていた。
それでも、ステファノ・ピオーリ新監督就任後は水を得た魚のように躍動。規格外のフィジカルインパクトと縦への推進力などを武器に攻守で絶大な存在感を示し、チームに多くの勝ち点をもたらし続けている。もし放出していたら…現在のミランの躍進は起こらなかったかもしれない。
10月に行われた日本代表戦でも活躍したMFの市場価値は現時点で3500万ユーロ(約42億円)にまで上昇。これまでのキャリアで最も高い数字となっている。2013/14シーズン以来遠ざかっているチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得を目指すミランにおいて、まだまだこの男の力が求められる。