2位:冬には新天地へ?
【写真:Getty Images】
MF:イ・ガンイン(韓国代表/バレンシア)
生年月日:2001年2月19日(19歳)
市場価値:2000万ユーロ(約24億円)
今季リーグ戦成績:9試合出場/0得点3アシスト
幼い頃から注目を浴びていたレフティーは、韓国サッカー界の「神童」と称された。10歳には家族と共にスペインへ渡り、バレンシアのカンテラ(下部組織)に入団。その後順調に成長を果たすと、2018年にトップチームデビュー、そして翌年には正式にトップチーム昇格を掴み取っている。
コロナ禍でバレンシアは深刻な財政難に陥った。クラブは資金確保のため、ダニエル・パレホやフェラン・トーレス、フランシス・コクランなど複数の主力選手を今夏に売却。その中で残留した10代の韓国人は、2020/21シーズンにおけるチームの中心的存在としてプレーするはずだった。
しかし、第2節セルタ戦で主将ホセ・ルイス・ガヤとFKのキッカーをめぐって口論になると、ハーフタイムでの交代を命じられる。そしてその後は出番が減少してしまった。現在はクラブとの契約延長オファーを断り、冬の移籍を準備していると伝えられるなど、去就に注目が集まっている状況だ。
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