【写真:Getty Images】
プレミアリーグのウォルバーハンプトンに加入する可能性も噂されていた元ブラジル代表FWフッキだが、英国のEU離脱に伴う“新ルール”が障害となるかもしれない。英『ジ・アスレティック』が14日に伝えた。
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中国スーパーリーグ(CSL)の上海上港に所属していたフッキは、チームがAFCチャンピオンズリーグ(ACL)敗退でシーズンを終えたあと正式に退団を表明。フリーでの他クラブ移籍が可能となり、欧州有力クラブも含めた様々な移籍先候補が噂されている。
ウォルバーハンプトンも新天地候補と予想されていたクラブのひとつ。接触プレーで頭蓋骨骨折の重傷を負い、現時点では復帰が未定な状況となっているメキシコ代表FWラウール・ヒメネスの穴埋めとして補強が見込まれるためだ。
しかし、フッキはイングランドでプレーするための労働許可取得が認められない見通しだと指摘されている。英国のEU離脱の移行期間が終了し、年明け後の1月1日から適用される新ルールによるものだ。
新ルールでは過去の経歴や移籍元クラブ、代表歴などに基づいたポイント制により労働許可取得の可否を判定。ポイントの低い中国からの移籍であることに加え、欧州5大リーグでのプレー歴もなく、ブラジル代表でも2016年以来プレーしていないフッキがイングランドでプレーすることはできないと見込まれている。
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