1位:将来が嘱望されるアタッカー
【写真:Getty Images】
MF:久保建英(日本代表/ビジャレアル)
生年月日:2001年6月4日(19歳)
市場価値:3000万ユーロ(約36億円)
今季リーグ戦成績:13試合出場/0得点0アシスト
バルセロナのカンテラ(下部組織)在籍時から多くの注目を集めていたレフティーだ。2015年にはクラブに18歳未満の選手の獲得・登録に関する規定違反があったとして帰国を余儀なくされたが、Jリーグでプレー後にレアル・マドリード移籍を決断。このスペイン復帰に、日本中が大きく沸いた。
昨季はマドリーからのレンタルという形でマジョルカに在籍した。当初は出番がなかったが、徐々に存在感を示すと後半戦は主力に完全定着。大きく評価を高め、マジョルカへレンタルされた時点で200万ユーロ(約2億4700万円)だった市場価値も現在は3000万ユーロ(約36億円)にまで上昇した。
しかし、最も価値のある日本人選手となったレフティーだが、今季より加入したビジャレアルではなかなか結果を残せておらず、苦しい状況が続いている。ウナイ・エメリ監督も「ゴールに貢献する必要がある」と話すが、果たして10代の若者は今後、指揮官の要求に応えることができるか。
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