【写真:Getty Images】
J1の湘南ベルマーレは14日、同クラブに所属するMF鈴木冬一がスイス1部のFCローザンヌ・スポルトへ完全移籍することが決定したとして発表を行った。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ローザンヌとの正式契約はメディカルチェック後となる。鈴木は16日に行われる今季J1ホーム最終戦の第33節大分トリニータ戦終了後にサポーターに向けた挨拶を行うとのことだ。
「僕をプロサッカー選手としてチームの一員に受け入れていただいた湘南ベルマーレに感謝の気持ちを伝えたいと思います。去年は多くのことを経験し、多くのことを学ぶことができた一年になりました」と鈴木はクラブを通してコメント。前監督の曺貴裁(チョウ・キジェ)氏に向けても「僕自身が成長するにあたってたくさんのことを学ばせていただきました」と感謝の思いを述べている。
現在20歳の鈴木はセレッソ大阪の下部組織出身で、2017年にJ3のC大阪U-23でJリーグデビュー。2019年に湘南に入団し、昨季はJ1で22試合に出場、今季はこれまで14試合に出場して1得点を記録している。東京五輪世代の選手の一人であり、各年代の日本代表でもプレーしてきた。
ローザンヌはスイス・スーパーリーグで過去に7回優勝している古豪。近年は1部と2部を行き来し、今季は3シーズンぶりに1部に復帰した。現在は10チーム中8位に位置している。
湘南はMF齊藤未月がロシア1部のルビン・カザンへ期限付き移籍することも14日に発表した。2人の若手選手を欧州挑戦へ送り出すことになる。
【了】