明治安田生命J2リーグ第40節の試合が13日に各地で開催されている。今節で来季J1への昇格チームが決定することはなかった。

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　残り3試合となったJ2では、昇格に向けた2位以内の争いは3チームに絞られた。首位の徳島ヴォルティス、2位のアビスパ福岡、3位のV・ファーレン長崎が2つの枠を争っており、徳島は今節で昇格や優勝を決定できる可能性もあった。

　3チームの試合はいずれも同時刻の14時キックオフ。ホームでジェフユナイテッド千葉と対戦した徳島は緊迫した接戦の末にスコアレスドローに終わり、自力での今節昇格決定に必要な勝利は挙げられなかった。

　福岡はホームで京都サンガF.C.と対戦。前半を無得点で折り返したあと、63分にはエミル・サロモンソン、その2分後には遠野大弥が立て続けにゴールを奪って2-0で勝利を収めている。

　長崎はアウェイでの東京ヴェルディ戦。前半28分に角田誠、32分に大竹洋平が決めて前半のうちに2点のリードを奪い、後半もそのままリードを守って2-0で2連勝を飾った。

　この結果、徳島は前節に続いて昇格を決められず。勝ち点81で首位に立つ状況は変わらないが、福岡が78、長崎が76と差を詰めて残り2試合となった。最終節には福岡対徳島の直接対決も残されている。

【了】