【写真:Getty Images】
ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋は、安定したプレーを見せることができていないとして現地記者による批判を受けている。クラブ専門メディア『トゥットボローニャウェブ』が伝えた。
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ボローニャ加入1年目の昨季は右サイドバックとしてレギュラーに定着し、高い評価を受けた冨安。今季からは本来のポジションであるセンターバックで起用され、リーグ開幕から全10試合に先発フル出場している。
だがジャーナリストのジョルジョ・ブッレッドゥ氏は、イタリア『ラジオ・ネットゥーノ・ボローニャ1』で現在のボローニャ守備陣の脆弱性を指摘。「クロトーネ戦を除けばいつもゴールを奪われている。3バックの実験はうまくいっていない。インテルにあまりにも簡単にゴールを許した脆さには驚かされた」と語っている。
特に冨安については「非常に波がある。弱点になるかもしれない」と批判。「ポジションや動きの概念(の変更)がまだ影響している。失格だと言いたいわけではないが、今は彼が提供できていないような別のバランスを探す必要があるのではないか」と、メンバーやシステムなど何らかの修正が必要だという考えを述べた。
FWロメル・ルカクに圧倒され2失点に絡んだ先週末のインテル戦のあと、冨安に対する風当たりは強まっている。地元紙『イル・レスト・デル・カルリーノ』も先日、昨季飛躍した若手選手である冨安とFWムサ・バロウの2人が今季は苦戦していると指摘していた。
12日に行われる次節のローマ戦に向け、「誰が(エディン・)ジェコや(ヘンリク・)ムヒタリアンをマークできるのか分からない」とブッレッドゥ氏は警鐘を鳴らしている。冨安は強豪との連戦の中でパフォーマンスを高めていくことができるだろうか。
【了】