【写真:Getty Images】
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループD第6節のミッティラン対リバプール戦が現地時間9日に行われ、1-1の引き分けに終わった。リバプールの南野拓実は先発でフル出場している。
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3トップの一角として先発する可能性も予想されていた南野だが、4-3-3の中盤のポジションで先発出場。今季プレミアリーグ初先発となった11月28日のブライトン戦と同じくインサイドハーフとして90分間を戦った。
クロップ監督は試合後に、このポジションでの南野のプレーに満足している様子を見せた。「メンバーをかなり入れ替えたが、選手たちは適応してプレーしてくれた。南野拓実はあのポジションでまだ2回目のプレーだったことを忘れてはならない。1回目はブライトン戦だが、全く別の試合だった。今夜はすでにかなり良くなったように見えた」と語っている。
英紙『ミラー』は「クロップが南野拓実のリバプールでの未来について結論に達したことを示唆」と報道。より攻撃的なポジションでは加入以来の約1年間で大きなインパクトを残せず、夏に加入したディオゴ・ジョッタの後塵を拝する厳しい状況となったが、「彼は新たな役割を見つけたのかもしれない。クロップはより中盤寄りのポジションに彼の未来があると見ていることを示唆した」と伝えている。
終了間際には南野のシュートがゴールネットを揺らし、決勝点を挙げたかに見えたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定でノーゴールとされた。判定まで長い時間を要したことも含めて、クロップ監督もVARに対する不満をこぼした。
「3分か4分はかかっていた。非常に寒い中で選手たちにとっては本当に大変だった。私も『VARは良いアイディアだ』と言っていた一人だったが、正直に言って今でもそう言えるかどうかは分からない」と指揮官はビデオ判定についてコメントしている。
【了】