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VARのノーゴール判定に英メディアも疑問。「ミナミノが試合を決めたはずだった」【欧州CL】

text by 編集部 photo by Getty Images

南野拓実
【写真:Getty Images】

【ミッティラン 1-1 リバプール CLグループD第6節】

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループD第6節のミッティラン対リバプール戦が現地時間9日に行われ、1-1の引き分けに終わった。リバプールの南野拓実は終了間際に決勝ゴールを挙げたかに見えたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の判定により無効とされた。

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 1-1のスコアで迎えた89分、右サイドからのクロスをサディオ・マネが頭で落としたボールにゴール前で反応した南野のシュートがゴールネットを揺らす。だがVARによる長時間の確認を経て、最終的にゴールは認められなかった。

 得点が認められなかった理由は、ボールがマネのヘディングのあと南野の足元に落ちる前にマネの腕に当たったと判定されたとみられる。英紙『ガーディアン』は「明確でも明白でもない。オフサイドではないのは間違いない」と判定に疑問を呈している。

「終了間際に南野が試合を決めたはずだった」と同紙は述べ、南野の位置はオフサイドではなかったし、マネがヘディングしたボールが当たったのも相手選手の体だったと主張。「VARはまたしても不可解な判定を下した。(ユルゲン・)クロップが当惑した様子を見せていたのも当然だった」と続けている。

 地元紙『リバプール・エコー』も「南野はかわいそう」と判定に不満。「VARがまたしても不可解な判定。ハンドがあったとすればミッティランのDFの方だったように見える。本当に残念」と幻の決勝ゴールについて伝えている。

【了】

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