4位:世界屈指のGK
【写真:Getty Images】
GK:マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(ドイツ代表/バルセロナ)
生年月日:1992年4月30日(28歳)
市場価値:7500万ユーロ(約90億円)
今季リーグ戦成績:4試合出場/5失点
4歳でボルシア・メンヒェングラードバッハの下部組織に入団し、当時はフォワードを務めていた。しかし、10歳の時にGKが負傷してしまったことで自身がGKのポジションを引き継ぎ、以降はゴールを守る仕事に専念。今では世界トップクラスの守護神として、多くの人に認知されるようになった。
抜群の反射神経を生かしたセービングセンスは間違いなくワールドクラスで、誰もが「入った」と思ったシュートをもギリギリで弾き出す力がある。失点にも動じない強靭なメンタルにフィールドプレーヤー顔負けの足下のスキルも兼備と、非常に総合能力の高い守護神である。
しかし、これだけハイレベルな選手でもドイツ代表ではマヌエル・ノイアーの牙城を崩すには至っておらず、これまでワールドカップやEUROといった大舞台でのプレー経験はなし。キャップ数も現時点で「24」である。来年開催予定のEUROでも正守護神はノイアーなのだろうか。
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